ステージである東富士演習場内からの移動中での1コマなのですが、
画面左下の橋の名前に注目。
音読みすると「レマゲン」橋と読めます。
元ネタは、レマゲンにある
ルーデンドルフ橋の事なのですが
これを題材にした映画『
レマゲン鉄橋』のパロディって訳です。
以下、概要&感想です(概要は反転表示)
戦闘は、緒戦に黒森峰の逸見副隊長が車長を務めるティーガーIIが
みぽりんが搭乗する、IV号戦車D型改(※1)を狙撃する直前に、
ねこにゃーこと猫田車長が指揮する三式チヌが
誤操作で後進してきて庇う格好になり擱座。
そのまま、煙幕を張って、丘の上の防御陣地に
移動し、布陣。
生徒会のヘッツァーが後方撹乱のため、まず敵側面に伏せて
パンターG型とヤークトパンターの2輌の転輪を狙撃、
パンターを撃破、ヤークトパンターを一時的に行動不能にします。
その後、肉薄してきた黒森峰主力を正面から迎撃するも、
西住姉が本来防戦に使用するヤークトティーガーを壁にしたため
大洗全車輌中、最大火力を持つポルシェティーガーの主砲弾ですら
正面装甲を侵徹できず苦戦。
そんな中、生徒会の進言で、後方撹乱に移行。
履帯を修理して復帰途上にあった
ヤークトパンターを再度狙撃して足止めした上で、
進軍する敵陣の後方に突入、同士討ちになるのを
恐れた黒森峰を大混乱に陥れるのですが、
この混乱に乗じた逆落としで、
丘の上の大洗の本隊が一気に包囲網を脱出。
そして、その後に、件のレマゲン橋(笑)を渡るのですが、
それを敵のIII号戦車J型(?)が発見、市街地で大洗全車を
見事に釣り上げ、後退した直後に、待伏せていた
第二次大戦史上最強最悪の超重戦車『マウス』に逆襲され、
風紀委員のそど子が指揮するB1bisと、
歴女チームのIII号突撃砲が、それぞれ正面装甲と
左に直撃弾を受けて転覆 、擱座してしまうというのが、
今回の流れでした。しかし、戦車ヲタ垂涎の黒森峰のチーム編成には大満足でしたね。
西住まほ(みぽりんの姉)が、妹が市街戦を志向するのを見越して
升なマウスを伏せていたり、主力が大戦後期の重戦車、
重駆逐戦車群で構成(※3)されていたりと、自分が隊長として
常識的に当たるなら、車体後方に設置されている
増槽(予備燃料タンク)を狙撃・炎上させ、
車体にもダメージを与えた上で、燃料切れを早めるよう
仕向けつつ、ターレットリングやショットトラップ狙いか、
後方からのバイタルパートへの狙撃で潰す以外、道が無いので、
普通に絶望的なところを、III号で釣って手ぐすね引いて
マウスで強襲とかマジで思考停止になれます。
ただ、マウスは1.5tもの予備燃料を搭載しているので、
増槽を狙えば大爆発&延焼する可能性はあると思いますが…
大洗5 対 黒森峰 17…これで、大洗勝てるのか…
来週の最終回、絶望しかねぇ…
余談ですが、以前、戦車ヲタな
秋山 優花里(ゆかりん)が
IV号戦車D型の2度目の改装時(10話)でH型を指して
『MkIVスペシャル』と呼んだんですが、正確には
ロンメル将軍麾下のアフリガ軍団に輸送された
43口径75mm砲を搭載したF2型(対プラウダ高校戦仕様)と
交戦した英軍が恐怖して、つけた渾名なんですよね(苦笑)
※1…F2型搭載の43口径75mm砲に換装後、
H型に準じた増加装甲+シェルツェン、即ち
バズーカ避けを施してある
通常、G型以降の主砲は、48口径75mm砲なので、
本来のH型と比較した場合、若干火力が低い
※2…III号戦車は、初期型~最終生産型を通して、
常に敵戦車に対して火力不足だった
可愛そうな子なのだが、本作では、
斥候として登場している。
※3…今回の構成(火力の低い順)
■戦車
III号戦車J型(?)×1、ティーガー(フラッグ車)×1
パンター G型×7(?)、ティーガーII×2、マウス×1
■駆逐戦車&突撃砲
IV号駆逐戦車(L70)×6、エレファント×1
ヤークトパンター×1
ヤークトティーガー×1
以上、目視&戦況ライブモニタでの車輌一覧より引用だが、
ライブモニタの登録車とラストカットの車輌編成が矛盾している。
モニタだとパンターGが8輌だが、ラストでは7輌
(落伍車2輌を加味)になっている。
ただ、最終話での、黒森峰側の隠し玉は、登録車輌数的に
もう無いはずなので、市街戦でのマウス(最大装甲厚240mm。
重量188t=電車5輌編成相当の重さ)の処理と、
フラッグ車の撃破が課題となる。